犬から念願の猫に、しかし忠誠を誓った飼い主は犬派で…沙嶋カタナの短編集

「吾輩は猫であるが犬」

沙嶋カタナの短編集「吾輩は猫であるが犬」が、本日7月8日に発売された。

表題作「吾輩は猫であるが犬」の主人公は、前世が犬だった猫。主人公は前世で飼い主たちにひどい扱いを受け、「来世は猫になりたい」と願いながら孤独に死んでいった。猫に生まれ変わった主人公がまた1匹で寂しく死にかけていたとき、優しい少女・美希ちゃんに助けられる。猫は美希ちゃんに忠誠を誓うが、なんと彼女は犬派で……。Webで話題を集めた「吾輩は猫であるが犬」を含め、読み切り全6作品が収録された。